SSブログ

北京旅行 12 法海寺 八大処 香山公園 [旅行]

2018/10/22 北京市西部の法海寺、八大処、香山公園など歩き回った。


地下鉄とバスで回ったので移動に時間かかり特に香山公園については見どころを逃したのは残念。北京市に広さと、それほどでもないと思っていた空気汚染であったが、山から街はかすんでいた。これから冬になったら大変なことになると実感した。


IMG_6119Map.jpg
法海寺(翠微山南麓)は、明代の絵画が保存されているということで、以下のようなものと期待していったが月曜休館でむなしく宦官の墓を見ることになってしまった。
IMG_6120_法海寺水月観音.jpg
 
法海寺の周辺だけがきれいに整備されて門前町となっていた。
IMG_6121_085340法海寺門前町.jpg
入り口の案内だけがむなしく。
IMG_6123法海寺紹介.JPG
門前の公園で運動する人、道には翠微山ハイキングに向かう人など。いいところないかと聞くと、現在工事中で入れないかもしれないがといいながらも、明代の宦官の墓を教えてくれた。この宦官はど3皇帝に仕え、万歴皇帝に破格の待遇(紫禁城内で乗馬が許された)を受けた太監 田儀という。
IMG_6126田義墓.JPG
IMG_6133田義墓.JPG
地下宮殿まである。
IMG_6136はん官地宮.JPG
田儀は1605年に亡くなった後、宦官7人が後追いしたという。現在文物館は工事中で見られなかったのは残念。
バスで八大処に移動
IMG_6159八大処案内図.JPG
ここは休日、特に春節などには大混雑するらしい。寺参りは霊光寺、山登りハイキングは8か所(実際は7か所)の寺巡り。入り口付近は華やかな雰囲気。
IMG_6141八大処入り口.JPG
第一寺 霊光寺には中国人だけではなく、世界各国の僧侶がお参り。平日でもこれだけなのだから、春節は身動きもできないのでは。
IMG_6153霊光寺境内.jpg
IMG_6152霊光寺塔.JPG
本尊などはきんきら。
IMG_6148霊光寺仏.JPG
善男全女 仏教も人気あるようだ。
IMG_6150霊光寺菩薩.JPG
その上の大悲寺も立派であるが、どういうわけか内外僧侶のお参りはない。
IMG_6161大悲寺外観.JPG
ここもきんきら。
IMG_6166大悲寺仏.JPG
この上の寺は小規模な寺で、大部分はハイキングの人。
一番高いところには関帝廟があった。
IMG_6197関帝廟.JPG
遠足の小学生だろうか?
IMG_6210_124213八大処遠足.jpg
この後、急いで香山公園へ。平日でも若者であふれている。バス停や地下鉄の駅から2kmくらいは徒歩、中国は広いから、歩く距離長くいい運動。車なら駐車場は入り口近くにあるが、渋滞が激しい。土日休日などは身動きできないくらいの人でらしい。
IMG_6213_135308香山公園熱気.jpg
ここにもいくつかの名所があるが、見どころは4時30分くらいまでしか入所できず、あきらめてロープウエイで香炉峰に上る。視界悪し。
北京西部郊外の紅葉は人気あるらしいが、やはり黄葉主体。街中のポプラなど並木はとても美しいが鑑賞している人は見かけない。西山でも紅葉は非常に少ない(日本のような鮮やかな紅葉はない)が、紅葉見学に押し寄せるそうだ。今回の旅行で言った避暑山荘も同じ。樹木の種類によるものか、日中と夜間の気温差が少ないためか?
IMG_6214香山公園索道.JPG
日本のどこにでもある紅葉(ホットする)
IMG_6376紅葉.JPG
 
視界悪い。下界の汚染は、少しSOの匂いがするくらいで、マスクしている人もいなかったのに(ただし日本に比べたら汚染あり)
IMG_6217香山公園汚染.JPG
香炉峰にも若者があふれている。
IMG_6223香山公園香炉峰.JPG
歩いて下山。地下鉄で広大安門内の宿に。とお~い。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

北京旅行 14 天津 [旅行]

中国からの帰国便は天津成田LCC。

北京旅行13日目(2018-10-23)に北京南駅から高鉄で天津移動。高鉄頻発、南駅で15分後のチケット(54.5元)購入し30分で天津到着、快適。北京に比べ海に近いせいか、適当な湿度かつSO汚染臭なく、人々は親切温和な感じで好ましい。

しかし聞くところによれば天津のpm2,5も結構厳しいらしい、今回幸運!

駅前錦江之星に宿泊し、観光後帰国。

IMG_153558世紀鐘S.jpg
IMG_190813駅から海河津湾夜景S.jpg
夜の天津古城をぶらつく。鼓楼や周辺繁華街。天津名物お菓子耳朶眼もいい。夜景は写真不良。これは耳朶眼の製造工程のディスプレー、百科借用。
百度_耳朵眼.jpg
巨大で緊張感あふれる北京に対し天津は庶民的な感じで好ましい。
朝6時なのに中国人団体客あふれるイタリヤ街。そのパワーには驚かせられる。
IMG_063623イタリア街S.jpg
街の中央部に位置する水上公園、隣り合う周恩来鄧記念館に行ってみる。地下鉄も単純明快、駅間隔も狭くなじみやすい。水上公園では菊花展、一眼片手の中高年男女であふれる。
IMG_091146菊CameraS.jpg
わかりやすい展示。 周鄧両氏は人気あるようだ。
IMG_093430周恩来鄧記念館S.jpg
ラストエンペラー溥儀が日本に保護されて滞在した住居が静園として公開されていた。
IMG_104623静園溥儀S.jpg
IMG_104720前言S.jpg
清末には財宝売り食い生活だったとされているが、紫禁城から天津に持ってきたものが展示されている。乾隆皇帝の御筆、書画、陶器など。
唐寅《溪山渔隐图卷》
IMG_10525魚隠乾隆S.jpg
IMG_105317魚隠部分S.jpg
IMG_105906紫禁城骨董S.jpg

皇帝、偽皇帝、中共監獄、文革まさに歴史に翻弄。
吉田茂氏との写真も。
IMG_104911万寿吉田茂S.jpg
NET上ではここにとても詳しい「静園」解説があった。
盧溝橋に郵便局あり、大きな建物に職員ポツンと一人、客の姿は見えず。国営の不愛想職員と思いきや丁寧な説明。中秋節終わったばかりで、乾隆皇帝の盧溝暁月の絵葉書あふれており、思わず買ってしまった。ホテルで書いて出そうと持ち歩いていたが、街角にポスト見当たらず、郵便局もなく、だれに聞いても不明、あるいは「快弟に行け」、やむを得ずずっと持ち歩いていた。
もう日本に持ち帰りかと思っていたら、たまたま郵便局見つけた、やはり大部屋に職員わずか二人退屈していた。ようやく投函できた。日本には3週間後に到着。今時はがきなど書く人いないのだろう。
IMG_110805ようやく郵便局S.jpg
掲げられたスローガン、「緑色使命、緑郵担当」?
49年建国以后,在第一次全国邮政会议上,决定用绿色做为邮政的专用标志。绿色象征和平、青春、茂盛和繁荣。由于有了这个规定,所以中国的邮局、邮筒、邮递员的衣服以及邮包、邮政车都采用绿色的了。
ここ中国では緑なんだ。そうだったのか!
五大道など、平日のためか人から下まばらな繁華街をぶらつく。その後帰国。
天津空港は天津駅から地下鉄15分くらい、午後の国際線は数本しかなく出国諸手続きはあっという間に終わりとても快適。北京首都空港で延々並んで安全検査など受けるより、高鉄30分、地下鉄15分で天津空港から帰国した方がずっと経済的で快適。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

雲南貴州旅行(5) 麗江_束河_茶馬古道 [旅行]

2017/9/17 前日に飛行機で貴陽から麗江。

 今日は茶馬古道の勉強。

麗江 ナシ族の古鎮 束河 茶馬古道

IMG_3159Shuhe.JPG
 
古鎮の様子
IMG_3169CongQinglingqiao.JPG
 
きれいな水を大切に。三眼井、飲料水、野菜洗い、洗浄。
IMG_3172sznyanjing.JPG
 
大覚宮には茶馬古道博物館
大覚宮は壁画展示
IMG_3182Bihua.JPG
ShuheChamabowuguan.jpg
 
雲南大学の木弘教授(西族)は,茶馬の道を実地研究し、茶馬古道と名付けた。2004年には古道を紹介したドキュメンタリ「茶馬古道シリーズ徳古道系列之德拉姆」を制作。ここで予告編がみられる。
IMG_3179Mudegudao.JPG
 
以下はその受け売り。

茶馬古道は雲南から四川を経て、チベット、ネパール、インドに至る総延長約5000km、平均海抜4000mの通商路である。ここには馬幇と呼ばれる荷駄隊によってお茶、馬、毛皮、塩などが運ばれた。

Chamagudao.jpg
 

漢代には麗江などに茶馬市ができ、雲南のお茶とチベットの馬の交易がおこなわれた。

●チベットは高地牧畜地帯のため肉食、乳製品主体、ツァンバ(チベット族の麦から作った主食)で、ビタミン不足になる。お茶はビタミン補給、脂肪分解、水分補給の役を果たす。

●中国歴代王朝は常に軍隊用の馬が不足していた。

唐代にはシルクロードとなり、宋代には茶馬司(役所)ができ発展。

明代には雅安にも茶馬司ができ、清代には民間商人(馬帮)が多数出現。

第二次大戦時には抗日物資の空輸拠点となった。
IMG_3183Puer.JPG
 

代には南詔銀生城(現・)付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した代には普茶として広く知られるようになり、代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。

しかし、文化大革命1966-1977年)によってその手間のかかる製造方法が毛沢東思想にそぐわないと否定され、一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くの普茶が香港、台湾に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。

馬帮(荷駄隊):山岳地帯の交易路は険しく、盗賊にも遭遇。renbang.jpg

山越え 
mabangzaishanzhong.jpg
 
河越え
guojiang.jpg
 
食事は馬帮リーダー(鍋頭と呼ばれた)が手下たちに鍋からわけあたえた。
四川の火鍋?
mabangguocang.jpg
ああ! ここでも日本軍が。
IMG_3193Kanri.JPG
博物館の外には木瓜や金木犀
中国の詩によく出てくる木瓜
IMG_3185Mugua.JPG
 
IMG_3186GUahua.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

雲南貴州旅行(4) 麗江_麗江千古情 [旅行]

2017/9/20 雲南 麗江

宋城丽江千古情景区

黄巧霊氏の宋城集団が景勝地にテーマパークを作り、大型歌舞、大型実景演出。
麗江の劇場
IMG_3701Juchang.jpg
以下は当日の演目。これは宋城集団のこのページで見られる。
下記解説は百度百科から翻訳。
 
序幕 ナシ族の創世記
 

ナシ族は古い歴史を持つ知恵に優れた民族で、遠い昔に厳しい生活環境の中で輝かしいトンバ文明を作り出した。

IMG_3636Heheniao.jpg
  
ルグ湖の周りに母系文化
 

静かで美しいルグ湖、古くからの神秘的な女性国家、夢のような人間の楽園。ここで生活を営むモソ人はナシ族の一部族。ルグ族は世界でただ一つの母系民族で、今でも「男は妻をめとらず、女は嫁に行かない」という「かよい婚」の風習がある。

lg1Lugunverguo.jpg
  
月に昇る
IMG_3649Yuelian.jpg
 
馬でお茶を運ぶ 荷駄隊
 

麗江は茶馬古道で有名であり、麗江は馬のひずみが踏んでできたきらめきともいえる;千百年来山あり谷ありの茶馬古道では毎日荷駄隊の驚天動地な、鬼神をも泣かせるようなつらい命の楽章が演ぜられてきた。;朝廷と木府の輸送任務を帯びた荷駄隊が今日も出発した。

IMG_3655Chama.jpg
 
木府の関所と兵営
 

麗江はお茶と馬の市場で栄え、木府が麗江を統治した471年間、周辺の民族やミャンマー、ネパール、インドなど隣国と友好関係を結び、麗江は中国の西南地区の経済文化のかなめであった。西暦1382年明朝中央政府は、麗江の地方政府を皇帝に忠実にして愛国、精励して地方を治めた功績で表彰し、「木」姓を賜った。その知らせが届くと各民族と隣り合う国々はつぎつぎお祝いにやってきた。

IMG_3662Mufu.jpg
 
玉龍第三国
 

ナシ民族は愛情の自由を貴ぶ民族で、もともとのかよい婚から「両親の言いつけで媒酌」の移行過程で、彼らは愛のために重い代償を負った。アメリカの学者ルークは言っている「歴史上その前後でナシ族の青年男女3万人が情死した」愛のために彼らはためらうことなく上品で純潔な「玉龍第三国」に走り去った。

IMG_3680Laser.jpg
  
楽園 香巴拉
 

四季が移ろい、時が移り、私たちは歴史の中からぬけだす。雪山は元のまま、古城は歌のごとし。毎年数千万の観光客が麗江に集まり、曾ての「情死」に震撼し、愛情の自由の信念を称揚して、ここに自分の楽園を探している!

IMG_3694Wudao.jpg
  
  
テーマパーク内の施設。
これらは開封のテーマパーク「清明白河園」の演出と類似。
 
木府 関所
藍染の実演。
IMG_3708laran.jpg
 
駕篭
IMG_3700jiaoche.jpg
 
民家など。
IMG_3702Changnei.jpg
  
宋城集団はレジャー理論に基づいてこのようなテーマパークを各地に作っている。
杭州:今年5月 「印象 西湖」チケット入手できず。
海南島 三亜、 九寨湖など各地に。
そもそもは梅師元氏が張芸謀氏に監督させた広西桂林での「劉三姐」、
その後 少林寺で「禅宗少林 音楽大典」
開封:今年5月 「大宋東京夢華」雨で中止。見れず残念。
昆明、大理、シャングリラ、西安、北京など中国各地で展開されている。
明日は飛行機で貴陽へ。
聞いたことない航空会社、本当に飛ぶか心配。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

雲南貴州旅行(3) 麗江_観音峡 茶馬街道関所 [旅行]

2017/9/20

大理から高速バスで戻り、麗江の観光。本来は玉龍雪山のはずが、ツアーキャンセル。


その代わりに紹介されたのが観音峡と宋城千古情。


麗江の南約20kmのところに観音峡という茶馬街道関所町がある。


「茶馬古道」:雲南省で取れた茶をチベットの馬と交換した交易路。唐に始まり、宋明清と発展、20世紀中ごろが流通の絶頂期。観音峡は、麗江にある六つの関所の一つ--玉龍関」の入り口。茶馬古道のうち雲南からチベットへの道、滇蔵街道の関所で、17世紀には木氏が取り仕切っていた。

この案内は中国語はわかりやすい日本語はひどい

ひどすぎ。日本人は来ないのだろうか?

IMG_3618GuanyinxiaJianjie.jpg訳してみる(恥!案内板よりはましだろう)

観音峡は 山水、湖、渓谷、森林などの自然の景観と 茶馬の古い町並み、ナシ族の村落、民俗、宗教風土人情などの文化が一体となった景勝地で、麗江盆地の三大難関の一つ「玉龍関所」にあり、往時茶馬古道滇蔵(雲南チベット)線の麗江を経てチベットに至る唯一の関所であり要塞であった。麗江の土司(元明清時代の少数民族の首長)木氏はここに税関と兵営を設置していた。

西暦1639125日、我が国の大旅行家徐霞客が木氏の招きで麗江に来て、「盆地に川がめぐり、田畑がひろがっている・・・‘麗江の最初の鍵’」という賛美の言葉を残し、ためにここは「麗江第一景」の名がある。

ここには6カ所の観光区域がある:休憩区域、茶馬文化区域、龍潭水文化区域、渓谷区域、民俗風土展示区域、高原湖沼遊覧区域。

ここの地図。
ここは海抜2230m。高い山に囲まれた盆地。西側に茶馬街道あり。
IMG_3579Guanyinxiaditu.jpg
木家別館。税関と「封建領主」木氏住居兼用。入口。
壁にはトンパ文字。読めない。
IMG_3557Mujia.jpg
「三坊一照壁、四合五天井」と言うナシ族の民家造り。
IMG_3561Muzijia.jpg
古い民家も。いまもいろいろな種類の店が営業中。
IMG_3567Gucheng.jpg
明末の著名な旅行家、地理学者の徐霞客氏が宿泊したと言われる「霞客亭」や、濃厚な宗教的雰囲気が漂う「チベット文化院」など
壁にはナシ族の模様。
トンバ文字。
IMG_3607Tu.jpg
明代の有名な地質学者、旅行家の徐霞客が泊まったと言う建物もある。
IMG_3571Xuxiake.jpg
自然信仰の強いナシ族のいろいろな彫り物。
IMG_3569Dongba.jpg
天香塔。佛教儀式の行われたところ。
IMG_3602tianxiangda.jpg
トーテム
IMG_3606Tutengzhu.jpg
湖。
IMG_3572Hai.jpg
山の裏側には滝、これがここの名前の観音飛瀑
IMG_3588Guanyinfeibao.jpg
また山の中腹に桟道がある。65歳以上の年寄りは危険と断られた。
后果自负(自己責任)の国なのに!日本人は中国人より平均寿命は長いと言ったが。
ここもほかの少数民族の街と同じくテーマパークになっている。
IMG_3616Zhandao.jpg
付近はナシ族民家。ここは内部には入りづらい雰囲気。
IMG_3608Naxijia.jpg
景色も楽しめ、歴史もよくわかる。こじんまりした博物館などもある。ただ交通不便。
この後は黄巧霊の宋城千古情をみて翌日は飛行機で貴陽へ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

中国江南旅行(2) 杭州 西湖周り [旅行]

2017/5/21(晴),23(雨)杭州  

 5/21蘇州から高鉄で。5/22は寧波、紹興。5/23西湖観光後、夜上海へ移動。

 この地区は高鉄が頻繁に走っており、予約しなくとも座席確保できる。

 

杭州はマルコポーロ(1292年泉州滞在)の東方見聞録により世界一きれいな街として紹介されている。

湖畔には彼の彫像。マルコの周りでは早朝から太極拳。

IMG_2362Marco.jpg
  
西湖の周りは見所いっぱい。
2010111265318149XihuNiaokantu.jpg
 
すばらしい西湖、中国各地では湖が死に瀕している(大理のじ海、洞庭湖など)。
余秋雨の文化苦旅(新版、長江文芸出版社、2014)に杭州宣言という文章がある。
ここは環境保護がうまくいった典型例らしい。
十世紀の越国王銭鏐:海との分離
唐の白居易:湖底浚いと白堤で貯水
北宋の蘇軾
雨の西湖
IMG_2366Yuyehao.jpg
晴れ
IMG_2235Xifuhechuan.jpg
  
白堤
小舟で湖の藻採るなどしている。
IMG_2118Bauti.jpg
 
蘇軾(苏东坡)の施策:土木の専門家だ!
 
  ①開墾されていた田を湖に戻す。
  ②湖の底をさらって掘り下げ。
  ③さらった土で堤防:蘇堤を作る。
  ④最古と運河の間に堰を作り、塩水が入らないようにする。
  ⑤運河をさらって水の流れをよくする。
  ⑥井戸と湖の連結管を竹から石に。耐用年数改善。
大詩人蘇軾の西湖の詩は有名だが、彼にとっては詩作は余技だったのだろう。
IMG_2231Sudi.jpg
 
岳飛の廟
中国第一の愛国者として人気ある岳飛(金に徹底抗戦を主張して、殺害された)の廟。にぎわっている。
IMG_2125Yuefeimen.jpg
  
宋を金に売渡し、岳飛を処罰した秦檜ら4名の像。唾をかけるなという表示あり。
IMG_2134QinhuiheWang.jpg
 
そういえば宋代の女流詩人 李清照も北宋の滅亡でひどい目にあい、
岳飛と同じように金抗戦派だった。
岳飛のほうが19歳年上だが、きっと杭州で出会って
現政権を批判していたのではないだろうか?
 
山の上から西湖を見てみる。
霊穏寺から飛来峰、北高峰へ
 
霊穏寺
IMG_2199Lingyinsi.jpg
 
飛来峰には、五代、宋時代以降、岩に彫りつけられた仏像など
IMG_2145Feilaifengzaoxiang.jpg
 
布袋さん
IMG_2155Budai.jpg
 
北高峰からの眺望。西湖が。
IMG_2177Taoguangsi.jpg
  
湖畔までお茶畑が迫っている。
IMG_2206PanbiandeCha.jpg
 
小さな池がつながっているような湖、鳥も。カメラマンも。
IMG_2215Chitang.jpg
 
茶葉博物館。見ごたえある展示だ。静岡にもこんな博物館があったらいいのに。
清明節(4月8日)に新茶。
新茶は香り良く、しかも柔らかくて、そのまま食べられる。
IMG_2397Chabowuguan.jpg
 
この外にも見所いっぱいある。
これは六和塔から見た銭塘江。海流逆流の河。橋は銭塘大橋。
IMG_2413QiantangjiangdaqiaocongLiuheda.jpg
 
雷峰塔
IMG_2436Leifengda.jpg
 
自転車でゆったり走るのがいい。
携帯でWechatPayが使えれば、1時間0.5元で借りられる。
中国の所定の銀行に口座があってWechatPayとの紐付できれば。
短期旅行者では難しい。そんなときは1日30元くらいで借りることになる。



保存

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

中国江南旅行(1) 寧波 天一閣 アジア最大の個人書籍収蔵 [旅行]

2017/5/22


寧波 天一閣、天童寺見学


杭州から新幹線1時間54元、天童寺までは地下鉄とバス約2時間!

高鉄本数多いので、駅到着後30分後の列車を指定して購入、日本のように飛び乗りはできないが、30分くらいの待ち時間で十分、便利になった。チケット購入は、外人窓口なら待ち時間なし。地下鉄は安全検査あり。

高鉄、地下鉄の安全検査は数分。休祝日は長いのかも。


余秋雨文化苦旅(新版 長江文芸出版社、2014) 風雨天一閣によると、世界で三番目に古い書庫らしい:

イタリアの文芸復興期に二か所の書庫が作られ、その後中国明朝1566年に範欽が、「天一生水」にもとづいて収集した本を収納する蔵を建設し、後代が維持保存。それが現在まで続いている。

作った人(科挙に合格し全国を渡り歩いた官吏)もえらいが、維持管理した後代もすばらしい。


その図書は、清朝の康熙帝時代の「四庫全書」作成に大貢献したと言う。


高鉄駅から徒歩15分くらい

IMG_2247Tianyigemen.jpg
建物の前面に防火池を配した建物
胸像は収集収蔵した範欽。
建物造営などの職務で得た知識で、書庫の制作運営。
 
余秋雨文化苦旅 風雨天一閣:本の閲覧は鍵の分散管理で厳しく制限。
ここの本が見たいと、この家に嫁してきた女性がいたらしいが、この厳しい規定によって結局一生涯一度も蔵書を見ることなく亡くなった。
IMG_2260Tianyige.jpg
清朝時代に整備された庭。
こじんまりしているが、邸内はよく整備されている。
池は近くの月湖に通じているらしい。
IMG_2263Tianyuan.jpg
いろいろ面白いもの展示。
そのうち一つだけ。
王羲之蘭亭序
ここには神龍本と言われるものが:うまく撮れない!!!
IMG_2268Lantingxu.jpg
蘭亭序の実物は唐太宗皇帝の墓に埋葬されてみることはできない。乾隆皇帝が収集した3種の模写本が故宮博物館にあるらしい。その中には神龍本と呼ばれる唐代のものがあるが、天一閣にも神龍本があり、真贋論争があるようだ。
こちら(天一閣藏豐坊刻本《蘭亭序》)を参照すると興味深い。
IMG_2271天一永和.jpg
1914年薛继渭という名の泥棒が所蔵書籍の大半を盗み出した。商務印書館の張氏が中心になってそれらを買い集め東方図書館に保存した。それらは当時の文化人に公開され活用されたが、最終的には日本軍の砲弾ですべて焼失!した。
难过!
 
泥棒は棗を持って入り込み、昼はそれを食べ、明方運び出したらしい。
蔵の上部には書籍の代わりに泥棒の捨てたなつめの種の山が。
IMG_2256Shuku.jpg
現在本は少なくなったが、
中にはマージャン博物館もあって、いろいろなパイが展示されている。
ここが麻雀発祥の地と称している。まあ、気軽な気持ちで見学。
将IMG_2277麻将.jpg
麻雀博物館の建物、白壁に瓦
IMG_2281Majian.jpg
1925年に作られた秦氏祠台、舞台、内部精巧
IMG_2284Xitai.jpg
地下鉄とバスを乗り継いで約2時間、天童禅寺。
ここは道元栄西修行の地。
バス停から高い塔が見えるがこれは千仏塔、日本からの寄付。
IMG_2293Qianfoda.jpg
広大な境内の建物は見事。
回廊でつながった建物構成は道元の永平寺と似ていると言う。
IMG_2305Tiantongsi.jpg
しかし仏像はどれもキラキラでどうもなじめない。
IMG_2308Foxiang.jpg
最上部 参詣者のための食堂で食事。
境内も建物 すばらしい。
IMG_2315Tiantongsi.jpg
古代から日本の遣隋使、遣唐使、商人、海賊がこの寧波を闊歩していたのだろう。
緑の小山、田地など風景は日本。

保存

保存

保存

保存

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

雲南貴州旅行(2) 大理(つづき) [旅行]

2017/9/19

大理で。蒼山へののぼり口散歩後、白族古鎮喜州、海舌。三塔。

高速バスで麗江へ帰る(16-21)。

湖の西岸を北上すると喜州。 ながめは東岸走る列車からのほうがいい。時間あれば湖をゆっくり一周がいいだろう。見どころ多い。 

DailiDitu.png

 

早朝蒼山への登山道を歩いてみる。6時でものぼる人影アリ。毛雨に虹がかかる。

IMG_3372Dengshanluguacaihong.jpg

 

登山口に地図が。泊まった宿(古城の西門近く)から登山口まで30分強。

IMG_3381Ditu.jpg

 

この登山道は、山すその白族の古城方面への通勤路。現地人にあいさつしても半分は通じない。

IMG_3382Dengshankou.jpg

 

いよいよ喜州へ。

IMG_3387Xizhou.jpg

 

入口に案内所アリ、しかも日本に来たことある人がいて、たどたどしい日本語で説明。

街中はきれいに整備されて建物もよく保存されている。

IMG_3399Shichang.jpg

 

ここは唐時代からの茶馬商業貿易拠点。厳家博物館(豪商の館)を見る。これは入口。観光客多し。

IMG_3403Yanjiabowuguan.jpg

 

博物館内部は3階建ての豪勢な三方一照壁という、西が壁、北に客室、東は寝室など、南は..伝統的な建物。

IMG_3411Bowuguanneibu.jpg

 

三方一照壁。写真ではわかりにくい。

IMG_3422Sanfangyizhaobi.jpg
  

三方一照壁。西壁には福の字。

IMG_3425Sanfangyizhaobi.jpg
 

ここの展示は非常にわかりやすい。

町並み。ここでも染物。

IMG_3438jiajia.jpg

 

これは状元を出した民家。これが典型的な白族の家だそうです。住人は現在14代だそうです。

IMG_3447Sanfangyizhaobi.jpg

 

健康器具も。ろうけつも。

IMG_3445jiankangongju.jpg

 

次には湖に突き出した砂町の海舌(半島)。博物館にあった写真。民家の密集地区と、水稲田、多分魚の養殖池。

IMG_3430Haishe.jpg

 

ここまではバイクの三輪車。道悪くすれ違いも難渋。湖だから天橋立のようにはいかないのはわかるがが、それにしてもきれいとは言えない。中国の若者は写真を撮るのに夢中。自撮りがお好き。

IMG_3467Haishe.jpg
 

 湖には鳥もいるが。もともとこの辺りは鵜飼あり。

IMG_3484HaisheYa.jpg

 

砂町の家と住人。

IMG_3493Shacunren.jpg

 

周辺は水田だが、意外にも広大な休耕田(雑草だらけ)がある。農作業は多分親戚など動員して多人数の共同作業。

IMG_3495Shuidao.jpg
三塔に行く途上では葬式の行列、バスにかまわず、ゆったりと。 

 IMG_3498SongzangHanglie.jpg

このバスの中で知り合った現地学生さんの話。放置田んぼについて聞くと、

習近平氏の号令のもと、湖の環境保護が進んでいる。大理政府は湖周りの田んぼの休耕、旅館の営業停止、鵜飼の中止、井戸の閉鎖など強権発揮。現地人は困り果てている。

日本に帰ってから見てみると、この湖は周辺からの栄養分の多い排水の流入で青さが大量発生し死の海寸前になっていることが分かった。こんな記事が:


 中国で強権発動の環境保護に地元から悲鳴:湖の水質改善で数千軒が営業停止に

5月20日の中央電子台の財経チャンネルでは、「経済半小時(経済30分)」という番組で「大理で洱海の保護戦争が火ぶたを切った(下)」(WEDGE記事)

 

財経チャンネルの内容:約2000軒の宿営業停止と浄化設備設置命令、違法旅館の取り壊し。田んぼ休耕、補償金は1反当たり年3300元、鵜飼営業停止。民家の井戸使用禁止。排水溝、排水管設置、排水処理設備整備。農民は脱農業を迫られている。かなり過激だが、後代のためということで。湖の環境保護はどこでも難しいが、ここは水の循環が非常に悪く、問題解決には思い切った対策しなければならない。


 その時は学生さんの説明になるほどと思った程度。学生さんと古城で待っていたそのご両親に見送られ崇聖寺三塔へ。この辺りの人もとても親切。

IMG_3525Sanda.jpg
 

後は高速バスで麗江へ。

途中も水田、たばこ畑など、豊かな土地柄と思えた。バスの中から。列車は38元で眺望良かったが、高速バスは高く、時間かかりコスパ悪し。

IMG_3531DaliLijiang.jpg

 

麗江で遅い夕飯。 

この辺りの食べ物は口に合う。満足。


保存

保存

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

雲南貴州旅行(1) 大理 [旅行]

2017/9/18
 
列車で麗江(8:00)から大理(9:54)、バスで下関から古城に移動。
 
●洗馬潭ロープウェイで蒼山に登り、中間乗り継ぎ駅まで下山。
●乗り継ぎ駅 七龍女池で下車、玉帝雲遊路(8Kmお勧め)を歩き中和寺からリフトで下山(17:00)。
●その後大理古城をぶらつき、JadeEmu宿泊。
 
今回列車キップは発車45分前に駅で購入。また帰り(次の日)の高速バスもJadeEmuで予約できた。列車はほぼ満席、高速バスはガラガラ。この時期はすいていて幸運。
 
高鉄は、来年は昆明-大理間、2020年には大理-麗江が開通するらしい。そうなれば旅客であふれかえるのだろう。
 
蒼山には北部に頂上(約4000m)までの登山道、3系統のロープウエイ、中段に玉帝雲遊路という散歩道がある。
CanshanSuodaoheYunyouluOK.jpg
時間あれば海抜2000mのふもとから徒歩登山可。今回時間なし。
ふもとはいい天気だが、山には雲がかかっている。少しでも晴れ間が出ることを祈りながらロープウエイに乗るが、中間駅のあたりで小雨。
 
ロープウエイは全長2000m近く、山肌、岩、湖の景観 すばらしい。天気よければもっと!!!
 
頂上は雨。ここは紀元784年南詔国が封禅台を作り、以後ここで祭礼を行ったとの看板あり。
中原の山はせいぜい海抜1500mだが、ここは4000m。高さは誇れる。湖、農地、街道など昔から豊かなところだったのだろう
IMG_3223Shanding.jpg
 
洗馬潭もかすかに見える程度。
IMG_3227Ximatang.jpg
 
リンドウのような花
IMG_3232Lindou.jpg
 
頂上近くにはつつじがいっぱい繁っているが、この時期花無し。
つつじの間にはいろいろな花。しかししおれ気味。
IMG_3234Dujuanzhongyouhua.jpg
 
花は時期外れ
IMG_3241Shuandiaode.jpg
 
中間の駅ではふもとが見えるいい天気。30分強 徒歩下山 七龍女池へ
IMG_3259Qilongnvchi.jpg
 
地図をもう一度。
CangshanSuodaoOK.jpeg
 
七龍女池へ。しかし進入禁止!
IMG_3260NvchiFengbi.jpg
 
玉帝雲遊路を中和寺へ向かう。この道は標高2500m位なのだろうか。この遊歩道はよく整備されていて歩きやすいい。しかも警備の警官数人がいて安心。昔は追剥がでたそうだ。
耳海、大理の街がとてもよく見える。最高の気分で8.3km歩く。
山の上は雨でも、この辺りは安定した天気。
IMG_3263Yunyoulu.jpg
 
遊歩道両脇には花がちらほら。
IMG_3274Hua.jpg
 
もともとは穀倉地帯のようだ。いまが水稲の刈り入れ時、日本と同じ。
IMG_3328Erhaiheshuidao.jpg
 
あきない景色。
IMG_3337大理耳海拡大.jpg
 
中和寺。
IMG_3343Zhonghesi.jpg
ここからリフト。北の方もきれい。
IMG_3345Beian.jpg
 
リフト降りたところは寂しいところでバスなどなく、白タクで古城へ。
古城はこの時間でも日差しがきつい。山にはしかし雲がかかっている。
街中は麗江古城より道路などが整然。でも街中の店は同じようなもの。若者の遊び場所だ。
IMG_3358GuchengTianqihao.jpg
 
街中では山の幸、海の幸など。食材豊富。
IMG_3359Chishenme.jpg
明日は、白族の古い古鎮 喜州、古城、三塔が並ぶ崇聖寺などなど。夜麗江に帰る計画。
 
なお中国の马蜂窝 自由旅行 【游记】苍山雪,洱海月,我在云南大理的慢调生活 に大理全体の旅行記あり、とても参考になる。

保存

保存

保存

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

とっても簡単、中国個人旅行(2017年5月)、宿予約、新幹線、スマホ、カードなど [旅行]

中国個人旅行(20175)

 洛陽、開封など河南1週、上海、蘇州、杭州など江南1週合計2週間旅行。

飛行機、宿、列車などすべて自分で手配したが、2009年の成都旅行に比べ格段に快適であった。日本人には数人しか会わなかった!

外国人の多い沿海部と外人の少ない河南では旅行環境が違う。

LongmenIMG_1172.jpg

 1.ルート選定

 東京鄭州の場合、成田鄭州直行便=羽田北京鄭州<羽田上海鄭州だったので、それぞれの都合に合わせ羽田北京鄭州、羽田上海鄭州のルートで鄭州合流にした。これにはいくか落とし穴があった。

 

2.航空券 一般論として早く予約すれば希望の便を経済的に購入できる。

サイトによって予約できる便、価格に差があり面倒なもの。しかも予約したからといって安心できない。キャンセルや時間変更があり対応に追われた。

 ■便のキャンセル

中国国内の新幹線の普及に伴い航空便数が少なくなっているルートあり注意。そんなルートでは直前に(乗客が少なく)キャンセルされる可能性もある。例えば北京-鄭州間はこの時期12便しかなく、今回も乗り換え時間3時間の便がキャンセルされ、北京で9時間待つ便を提示された。やむなく前日出発とした。

羽田北京鄭州便をお願いした2社にのうち1社からキャンセルの連絡なし!

鄭州空港から市街までのアクセスなど考慮すると、北京から新幹線のほうがいいのかも(高価だが)

 

■便の時間変更

上海鄭州便も2時間遅れの時間変更があり別便に変更した。

 LiuyuanIMG_1758.jpg

3.ホテル

CTrip(携程)Booking.com28室予約し、パスポート提示で宿泊できた。

大部分の部屋は、、宿泊当日夜7時までキャンセル可能で現地払いの部屋とした。

当然前払い、キャンセル条件付きのほうが宿泊料は安く、部屋の選択範囲が広いがリスクある。

■外国人の泊まれないホテルがあるので注意。外国人は止まれなくても予約できてしまう。

VISAなど国際クレジットカード使用可能と表示されていても河南では従業員が端末操作できないケースあり、現金予備(宿泊費の2倍の保証金)必須。

■河南ではホテル従業員がビザなし渡航を知らないかったため手続に時間かかった。従業員教育不足。

境外人員臨時宿泊登記単:国外から入国するたびに入国後24時間以内に届け出をする必要がある。ホテル宿泊の場合は、原則としてホテルが登録手続きを代行。多分日本人宿泊客が少ないのだろう。

 

4.新幹線

チケットは原則として中国国内で購入。外国人専用窓口はどこでもすいている。

ただし予約状況みていて満席になりそうならCTrip/携程などで予約したほうがいい。予約したチケットは、中国国内の駅又は代销点で購入するか、中国国内の宅配で受領。駅以外は手数料必要。パスポートのコピーがあれば他人の分も購入可能

乗車方法 込み合う駅では最悪発車2時間前くらいから、外人窓口なら最短30分発車前に駅で切符購入など手続き可能

①切符を買う まずCTrip/携程などで空席を確認。售票口に並んで、パスポートを出して買う。外国人は自動販売機では買えない。外国人窓口がすいている。

②駅前広場にある駅入り口(进站口)に並び、キップと本人パスポートチェック(コピーはだめ)

③安全検査 内陸部は厳しい。飲み物取り上げられた人も。

④広大な待合室(候车室)で待つ。列車出発時刻15分前くらいにプラットフォームへの扉が開く。

この扉は発車2分前には閉まる。ぎりぎり乗車はできない。

 待合室P_20170512_180752.jpg

■中国の新幹線は、日本と同じく従来線並行で純粋な新幹線駅は普通在来線駅から離れている。それなのに在来線の駅からも(本数は少ないが)新幹線に乗れる場合もある。例えば杭州東駅は新幹線専用、在来線杭州駅からも1時間に2,3本新幹線あり。

5.地下鉄

乗車方法 下記①,②逆の場合も。鄭州で1時間かかったと言う報告も。蘇州、杭州などでは5分。

①安全検査 内陸部は飛行機より厳しいところも。化粧水取り上げられた人も。

安全審査行列P_20170514_183632.jpg

②切符を買う 現金使用できる自動販売機に並んで買う。中国人も手間取る。

キップ購入行列P_20170514_182123.jpg

㋐行き先の路線を選ぶ

㋑降りる駅を選らぶ

㋒枚数を選ぶ

㋓お金をいれて(510元紙幣、10.5元コイン)、乗車カード入手。最低2元、浦東から人民広場7元、安い。

 紙幣は認識率低い。事前にコイン準備したほうがいい。

③出てきたカードをかざしてプラットホームへ

中国では公共交通機関は非常に安い。バスは空調付きで全域2元など。地方政府はよく頑張っている。ナビで探せば安くてとても便利、今回もよく利用した。

6.外貨両替

NET上では外貨両替できると書いてあっても、実際はやってないホテルがある。鄭州、洛陽などでは中国銀行の窓口でしか両替できず、しかも両替に30分も。上海では中国商工銀行でもでき、10分くらいで。

 

7.スマホ事情 ASUS PhonePad6という数年前の機種持参

中国は日本以上のスマホ大国、どこの地下鉄でもの乗客の90%くらいがスマホ使用しており通信条件に問題はない。

■事前に中国のアプリを大量にDL、役立ったのはWeChat、高徳地図、百度、中文など。WeChatは電話代わり。高徳地図には普通のナビ、キップ購入、迷い後になった時のバスさがしなどとてもお世話になった。どこの町の細かいバスも詳しくとても便利。これら無ければ旅行できない。

■中国では香港Unicom7日シム(150香港)、切れた後はChinaUnicomで10日追加手続き(100香港)。日本国内と同じ環境が実現しとても快適。

chinaunicom2.jpg

スマホ香港モードIMG_1209.jpg

■すべてのホテルでWiFi使用可能(当然Google関係,LINEなど使えないが)だったが、河南地区は不安定だった。

スマホ支払

AlipayWeChat支払いが普及。中国の銀行口座があって紐付けすれば使える。

NETでの買い物、交通機関のチケット購入、大きな店から小さな小吃店での買い物、自転車を借りるのも。自転車はWeChatなら最初2時間無料、以後1時間毎1元。私は補償金200元、140元。

次回行くときはWeChatPayを友人から分けてもらうつもり。

 8.入場料の老人優遇 日本人もパスポート提示で無料入場できるところも。

中国各地の景勝地イベント会場では、年齢70歳以上の老人は入場料免除。しかし河南ではほとんど中国人限定、清明白河園だけは外国人も無料(保険金1元)。蘇州、紹興、寧波では外国人も免除、杭州は中国人限定。地方政府の方針によるのだろう。

年寄りにはありがたいことです。

 


保存

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行