北京旅行 12 法海寺 八大処 香山公園 [旅行]
北京旅行 14 天津 [旅行]
雲南貴州旅行(5) 麗江_束河_茶馬古道 [旅行]
茶馬古道は雲南から四川を経て、チベット、ネパール、インドに至る総延長約5000km、平均海抜4000mの通商路である。ここには馬幇と呼ばれる荷駄隊によってお茶、馬、毛皮、塩などが運ばれた。
漢代には麗江などに茶馬市ができ、雲南のお茶とチベットの馬の交易がおこなわれた。
●チベットは高地牧畜地帯のため肉食、乳製品主体、ツァンバ(チベット族の麦から作った主食)で、ビタミン不足になる。お茶はビタミン補給、脂肪分解、水分補給の役を果たす。
●中国歴代王朝は常に軍隊用の馬が不足していた。
唐代にはシルクロードとなり、宋代には茶馬司(役所)ができ発展。
明代には雅安にも茶馬司ができ、清代には民間商人(馬帮)が多数出現。
第二次大戦時には抗日物資の空輸拠点となった。唐代には南詔の銀生城(現・普洱市)付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した明代には普洱茶として広く知られるようになり、清代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。
しかし、文化大革命(1966-1977年)によってその手間のかかる製造方法が毛沢東思想にそぐわないと否定され、一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くの普洱茶が香港、台湾に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。
雲南貴州旅行(4) 麗江_麗江千古情 [旅行]
宋城丽江千古情景区
ナシ族は古い歴史を持つ知恵に優れた民族で、遠い昔に厳しい生活環境の中で輝かしいトンバ文明を作り出した。
静かで美しいルグ湖、古くからの神秘的な女性国家、夢のような人間の楽園。ここで生活を営むモソ人はナシ族の一部族。ルグ族は世界でただ一つの母系民族で、今でも「男は妻をめとらず、女は嫁に行かない」という「かよい婚」の風習がある。
麗江は茶馬古道で有名であり、麗江は馬のひずみが踏んでできたきらめきともいえる;千百年来山あり谷ありの茶馬古道では毎日荷駄隊の驚天動地な、鬼神をも泣かせるようなつらい命の楽章が演ぜられてきた。;朝廷と木府の輸送任務を帯びた荷駄隊が今日も出発した。
麗江はお茶と馬の市場で栄え、木府が麗江を統治した471年間、周辺の民族やミャンマー、ネパール、インドなど隣国と友好関係を結び、麗江は中国の西南地区の経済文化のかなめであった。西暦1382年明朝中央政府は、麗江の地方政府を皇帝に忠実にして愛国、精励して地方を治めた功績で表彰し、「木」姓を賜った。その知らせが届くと各民族と隣り合う国々はつぎつぎお祝いにやってきた。
ナシ民族は愛情の自由を貴ぶ民族で、もともとのかよい婚から「両親の言いつけで媒酌」の移行過程で、彼らは愛のために重い代償を負った。アメリカの学者ルークは言っている「歴史上その前後でナシ族の青年男女3万人が情死した」愛のために彼らはためらうことなく上品で純潔な「玉龍第三国」に走り去った。
四季が移ろい、時が移り、私たちは歴史の中からぬけだす。雪山は元のまま、古城は歌のごとし。毎年数千万の観光客が麗江に集まり、曾ての「情死」に震撼し、愛情の自由の信念を称揚して、ここに自分の楽園を探している!
雲南貴州旅行(3) 麗江_観音峡 茶馬街道関所 [旅行]
「茶馬古道」:雲南省で取れた茶をチベットの馬と交換した交易路。唐に始まり、宋明清と発展、20世紀中ごろが流通の絶頂期。観音峡は、麗江にある六つの関所の一つ--「玉龍関」の入り口。茶馬古道のうち雲南からチベットへの道、滇蔵街道の関所で、17世紀には木氏が取り仕切っていた。
この案内は中国語はわかりやすい日本語はひどい。
ひどすぎ。日本人は来ないのだろうか?
観音峡は 山水、湖、渓谷、森林などの自然の景観と 茶馬の古い町並み、ナシ族の村落、民俗、宗教風土人情などの文化が一体となった景勝地で、麗江盆地の三大難関の一つ「玉龍関所」にあり、往時茶馬古道滇蔵(雲南チベット)線の麗江を経てチベットに至る唯一の関所であり要塞であった。麗江の土司(元明清時代の少数民族の首長)木氏はここに税関と兵営を設置していた。
西暦1639年1月25日、我が国の大旅行家徐霞客が木氏の招きで麗江に来て、「盆地に川がめぐり、田畑がひろがっている・・・‘麗江の最初の鍵’」という賛美の言葉を残し、ためにここは「麗江第一景」の名がある。
ここには6カ所の観光区域がある:休憩区域、茶馬文化区域、龍潭水文化区域、渓谷区域、民俗風土展示区域、高原湖沼遊覧区域。
中国江南旅行(2) 杭州 西湖周り [旅行]
中国江南旅行(1) 寧波 天一閣 アジア最大の個人書籍収蔵 [旅行]
雲南貴州旅行(2) 大理(つづき) [旅行]
中国で強権発動の環境保護に地元から悲鳴:湖の水質改善で数千軒が営業停止に
5月20日の中央電子台の財経チャンネルでは、「経済半小時(経済30分)」という番組で「大理で洱海の保護戦争が火ぶたを切った(下)」:(WEDGE記事)
財経チャンネルの内容:約2000軒の宿営業停止と浄化設備設置命令、違法旅館の取り壊し。田んぼ休耕、補償金は1反当たり年3300元、鵜飼営業停止。民家の井戸使用禁止。排水溝、排水管設置、排水処理設備整備。農民は脱農業を迫られている。かなり過激だが、後代のためということで。湖の環境保護はどこでも難しいが、ここは水の循環が非常に悪く、問題解決には思い切った対策しなければならない。
雲南貴州旅行(1) 大理 [旅行]
とっても簡単、中国個人旅行(2017年5月)、宿予約、新幹線、スマホ、カードなど [旅行]
中国個人旅行(2017年5月)
洛陽、開封など河南1週、上海、蘇州、杭州など江南1週合計2週間旅行。
飛行機、宿、列車などすべて自分で手配したが、2009年の成都旅行に比べ格段に快適であった。日本人には数人しか会わなかった!
外国人の多い沿海部と外人の少ない河南では旅行環境が違う。
1.ルート選定
東京鄭州の場合、成田鄭州直行便=羽田北京鄭州<羽田上海鄭州だったので、それぞれの都合に合わせ羽田北京鄭州、羽田上海鄭州のルートで鄭州合流にした。これにはいくか落とし穴があった。
2.航空券 一般論として早く予約すれば希望の便を経済的に購入できる。
サイトによって予約できる便、価格に差があり面倒なもの。しかも予約したからといって安心できない。キャンセルや時間変更があり対応に追われた。
■便のキャンセル
中国国内の新幹線の普及に伴い航空便数が少なくなっているルートあり注意。そんなルートでは直前に(乗客が少なく)キャンセルされる可能性もある。例えば北京-鄭州間はこの時期1日2便しかなく、今回も乗り換え時間3時間の便がキャンセルされ、北京で9時間待つ便を提示された。やむなく前日出発とした。
羽田北京鄭州便をお願いした2社にのうち1社からキャンセルの連絡なし!
鄭州空港から市街までのアクセスなど考慮すると、北京から新幹線のほうがいいのかも(高価だが)。
■便の時間変更
上海鄭州便も2時間遅れの時間変更があり別便に変更した。
3.ホテル
CTrip(携程)、Booking.comで28室予約し、パスポート提示で宿泊できた。
大部分の部屋は、、宿泊当日夜7時までキャンセル可能で現地払いの部屋とした。
当然前払い、キャンセル条件付きのほうが宿泊料は安く、部屋の選択範囲が広いがリスクある。
■外国人の泊まれないホテルがあるので注意。外国人は止まれなくても予約できてしまう。
■VISAなど国際クレジットカード使用可能と表示されていても河南では従業員が端末操作できないケースあり、現金予備(宿泊費の2倍の保証金)必須。
■河南ではホテル従業員がビザなし渡航を知らないかったため手続に時間かかった。従業員教育不足。
境外人員臨時宿泊登記単:国外から入国するたびに入国後24時間以内に届け出をする必要がある。ホテル宿泊の場合は、原則としてホテルが登録手続きを代行。多分日本人宿泊客が少ないのだろう。
4.新幹線
チケットは原則として中国国内で購入。外国人専用窓口はどこでもすいている。
ただし予約状況みていて満席になりそうならCTrip/携程などで予約したほうがいい。予約したチケットは、中国国内の駅又は代销点で購入するか、中国国内の宅配で受領。駅以外は手数料必要。パスポートのコピーがあれば他人の分も購入可能。
乗車方法 込み合う駅では最悪発車2時間前くらいから、外人窓口なら最短30分発車前に駅で切符購入など手続き可能。
①切符を買う まずCTrip/携程などで空席を確認。售票口に並んで、パスポートを出して買う。外国人は自動販売機では買えない。外国人窓口がすいている。
②駅前広場にある駅入り口(进站口)に並び、キップと本人パスポートチェック(コピーはだめ)
③安全検査 内陸部は厳しい。飲み物取り上げられた人も。
④広大な待合室(候车室)で待つ。列車出発時刻15分前くらいにプラットフォームへの扉が開く。
この扉は発車2分前には閉まる。ぎりぎり乗車はできない。
■中国の新幹線は、日本と同じく従来線並行で純粋な新幹線駅は普通在来線駅から離れている。それなのに在来線の駅からも(本数は少ないが)新幹線に乗れる場合もある。例えば杭州東駅は新幹線専用、在来線杭州駅からも1時間に2,3本新幹線あり。
5.地下鉄
乗車方法 下記①,②逆の場合も。鄭州で1時間かかったと言う報告も。蘇州、杭州などでは5分。
①安全検査 内陸部は飛行機より厳しいところも。化粧水取り上げられた人も。
②切符を買う 現金使用できる自動販売機に並んで買う。中国人も手間取る。
㋐行き先の路線を選ぶ
㋑降りる駅を選らぶ
㋒枚数を選ぶ
㋓お金をいれて(5,10元紙幣、1、0.5元コイン)、乗車カード入手。最低2元、浦東から人民広場7元、安い。
紙幣は認識率低い。事前にコイン準備したほうがいい。
③出てきたカードをかざしてプラットホームへ
中国では公共交通機関は非常に安い。バスは空調付きで全域2元など。地方政府はよく頑張っている。ナビで探せば安くてとても便利、今回もよく利用した。
6.外貨両替
NET上では外貨両替できると書いてあっても、実際はやってないホテルがある。鄭州、洛陽などでは中国銀行の窓口でしか両替できず、しかも両替に30分も。上海では中国商工銀行でもでき、10分くらいで。
7.スマホ事情 ASUS PhonePad6という数年前の機種持参
中国は日本以上のスマホ大国、どこの地下鉄でもの乗客の90%くらいがスマホ使用しており通信条件に問題はない。
■事前に中国のアプリを大量にDL、役立ったのはWeChat、高徳地図、百度、中文など。WeChatは電話代わり。高徳地図には普通のナビ、キップ購入、迷い後になった時のバスさがしなどとてもお世話になった。どこの町の細かいバスも詳しくとても便利。これら無ければ旅行できない。
■中国では香港Unicomの7日シム(150香港円)、切れた後はChinaUnicomで10日追加手続き(100香港円)。日本国内と同じ環境が実現しとても快適。
■すべてのホテルでWiFi使用可能(当然Google関係,LINEなど使えないが)だったが、河南地区は不安定だった。
■スマホ支払
Alipay、WeChat支払いが普及。中国の銀行口座があって紐付けすれば使える。
NETでの買い物、交通機関のチケット購入、大きな店から小さな小吃店での買い物、自転車を借りるのも。自転車はWeChatなら最初2時間無料、以後1時間毎1元。私は補償金200元、1日40元。
次回行くときはWeChatPayを友人から分けてもらうつもり。
8.入場料の老人優遇 日本人もパスポート提示で無料入場できるところも。
中国各地の景勝地イベント会場では、年齢70歳以上の老人は入場料免除。しかし河南ではほとんど中国人限定、清明白河園だけは外国人も無料(保険金1元)。蘇州、紹興、寧波では外国人も免除、杭州は中国人限定。地方政府の方針によるのだろう。
年寄りにはありがたいことです。