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中国旅行事情-福建、安徽、浙江-2023/10 [旅行]

10/10-24 個人旅行で福州、武夷山、黄山、杭州、紹興に合計半月遊んだ。その時の旅行事情。


A 中国電話番号持っていない外国旅行者の支払い経験:最低限、スマホ、アプリ支付宝、WeChat、高徳(又は百度)地図必須


1.一般店舗支払い:支付宝,wechatpay共に、クレカに紐づけし使用可能。

◎場所、店によって,たまに払えないことあり。又少数だったが、現金払いしか受け付けない店ある。


2.高鉄、火車予約購入:

①アプリ12306登録で、パスポート、中国で使用可能なメールアドレス登録。 

②中国の駅の售票处で実名登録すれば、予約購入可能。手数料不要。支払いは上記支付宝で可能。

◎列車番号座席など予約購入内容はメールで連絡くる。これに指定席番号等記載されているので中国で読めるメール必須。

◎有人検札でパスポート読み込ませれば乗車下車可能。

◎TRIP予約は手数料が高いので、できる限り現地で購入したほうがいい。12306に登録すれば簡単に予約購入できる。


3.市ごとの公共交通等:

①支付宝中の滞在市を指定。

②支付宝出行でバス、地下鉄、タクシなど乗ろうとする交通機関選ぶ。

③パスポート情報入れる。

表示される二维码を検札で読み込ませる。

◎都市によっては登録できない。寧波バスだけが登録不可であった。小銭ないと、おつりはくれないので誰かに両替してもらうか、支払場所で現金払いの人の支払いでおつり充当。但し現金払いはほとんどいない。


4.自転車(共享单车)、バイク等:

①支付宝の市指定。

②支付宝 出行で騎行選ぶ。

③パスポート情報入れる。

④自転車に表示されている二维码スキャン。

◎支付宝で使えるたのは、Alipay系の哈罗だけ。杭州の小红车も可能らしい。

美团などは中国電話番号必要。

◎サービス区域が決まっているので、その範囲で借用返却すること。


5.WeChat:中国での生活にはWeChatは必須。

出入国の健康管理申告はWeChatのミニプログラムから入力。又、諸手続きは、WeChatのミニプログラムで行う。但し中国の電話番号を持っていない短期旅行者は、景勝地、博物館などの予約はできないので、当日入口で手続きするほかない。旅行シーズンの当日入場は難しいかもしれない。

短期旅行者の使える安い中国電話番号取得方法あれば教えてほしい!


6.NET接続:香港ユニコムデータSIMを使えば、日本国内と同じように、LINE,Googleなど使える。


B 一般事情


1.交通

①交通規制:领导などが移動する場合、交通制限される。イベント開会閉会などの際には特に注意。


②中国は日本に後れること数十年、車社会の移行したが、電動バイク、自転車等も多い。歩行者は気を抜かぬこと。


③未熟な運転者多いだけでなく、中国以外では見られないような自己本位な車線変更、走行車線で停車などが目立つ。旅行期間中交通事故目撃5件あまり。また相変わらず歩行者とバイクの事故多い。


2.老人優待  70歳以上  

①観光地などの入場料:私が行った観光地、施設などほとんど無料。杭州の城隍阁だけが有料であった。観光地内部のバスまで半額(武夷山、黄山)。

日本で優遇措置がないのは残念。


②地下鉄:杭州だけが無料。 中国の公共交通費は、せいぜい数元と異常に安いから大した金額ではないが


③轻轨车:南平市では無料。


3.特別無料

①福州の市バス、地下鉄は10/10-15の期間誰でも無料であった。このようなことができるのは、交通料金が独立採算でないからだろう。


4.ホテル トイレ、保証金

①トイレットペーパー:ホテル、公衆トイレ等どこでも、トイレットペーパーは厚く、トイレに流させず、ごみ箱に捨てる。


②ホテルTV:今回尋ねた三省のホテルTVはすべてNET-TV Androidであった。しかもそのリモコンはメーカーによってKey配置が異なり、操作に戸惑った。TV放送には必ずCCTVと地元TVがあったが、NET配信のほうがおもしろかった。


保証金(押金):宿泊料前金払いしてあっても、保証金必要なホテルあった。今回の旅行では杭州 文源酒店。

部屋に置いてあるコンドームなどの販売品つかったり、室内履き持ち去りなどの場合保証金から引かれるようだ。

出発時に部屋確認の時間がやりきれない。


5.役立つ必須APP

 

必須:微信

①ミニプログラムが便利、APPの入口。

②WeChat:電話の代わり。 


地図: 高徳ーAlipay系。 百度もいいい。

①公共交通など使う場合、地図ソフトなければ移動不可能である。


②公共交通には、結構間違いがある。100%信じないで、関係者、周辺の人に確認したほうがいい。


③公共交通での行き方見つけても、発車頻度、所要時間など確認必要。バス停にはよくて始発終バス時間だけで、運航時刻表ない。

詳細に調べると、バスは1日3本という路線もあった。こんなバスでも路線検索で出てくるので要注意。

④地図から食事、宿、タクシー等予約できとても便利。


現地旅行情報など:小红书

①旅行ルート、宿、食べ物など情報豊富。

 ルート作成などに必須と言ってもよい。

②百度では出てこない細かい情報ある。但し断片的。

③百科で体系的な把握。


旅行予約サイト:定番の携程,TRIP

①予備として


6.現地人との交流

①杭州ではアジア大会、パラリンピック開催中で、外国人にとても親切であった。

しかしその他の都市では方言はなはだしく、郊外の老人には文盲も多い。

紹興沈氏园でみた「沈园之夜」という歌舞劇では、紹興語が当地以外の中国人でさえ理解できないので字幕がついていた。

福州、武夷山などの福建省は閔語なので、接客に慣れていないところでの交流は難しい。


②中国人は自分、その周辺しか興味持たないようだ。言葉が通じないせいかもしれないが、生活圏以外、例えば、国、市の政府など事は関心がない。

 例えば、福州では10/11-15の期間、世界航海装備展覧会が開かれていてTVのトップニュースになっていた。私は主会場をみようと、展覧会分会場事務局やその他の場所で十数人に主会場位置を尋ねたが、誰も知らなかった。

 また自分の住んでいる町、省の偉人には関心あるが、国レベルには関心低い。例えば福建なら林則徐、朱熹など地元出身者。徽州なら豪商などやその子弟の有名官僚など。

 


7.核汚染水問題に起因する対日感情

①旅行中に、私が日本人であること告げ質問すると一人だけ日本人には「かかわりたくない。」と回答拒否した若者がいた。そのほかはすべて、この問題は国の問題ととらえ、庶民にたいする悪感情は全くなかった。


②そうはいっても、学識ある人たちでさえ日本は危険な汚染水を垂れ流していると思っている。完全に洗脳されている。

 これに対し、中国を含む世界各国の人が集まって安全性確認して処理水を放出しているのに、今になって中国一国だけが危険な汚染水だと言い張っている。韓国さえ安全性を認めているというとびっくりされる!

ただし、この話は、政治問題になりかねないので、また時間かかるので、一部の人にだけしか説明しなかった!

政治、軍事などの関連については、写真撮らない、話さない、発信しない!

本人も相手も危険!


8.観光客

①日本人観光客:飛行機同乗者に日本人が数人いたが、現地では日本語を話す人には全く出会わなかった。ビザなし渡航認められてないからだろうか?

そのように中国人に言うと、彼らは「観光ビザなら取得簡単なのに」と驚いていた。

日本人はビザなし渡航に慣れすぎ、ビザの本来の意味を理解していないともいえる。


②中国人観光客:出発時は国慶節休暇に近かったため、中国人帰国者が多く満席であった。帰国時には半分空席であった。

やはり汚染水問題で日本に来る中国人観光客が減っているのだろう。

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