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四十七回忌と五十回忌 [旅行]


田舎から四十七回忌の声がかかり出かけた。

安曇野、高山岐阜経由で寄り道観光しながら。

A観光ルート.jpg
まずは諏訪と松本の境の山上から全体の配置の確認。
鉢伏山から松本方面
反対側は若い頃よく行った美ヶ原
IMG20221023090447鉢伏山から安曇野方面S.jpg
高ボッチから諏訪とかすむ富士山
鉢伏山は1900m以上の山だが、車で邯鄲に登れる。
IMG20221023102925諏訪湖とかすむ富士「高ボッチ」からS.jpg
安曇野ちひろ美術館で水彩画の世界に浸る。
原版保護し館内撮影自由にしたら、もっと楽しめ本も売れそうなのに。
何もかも著作権!
中国などのように、科学文化の情報に寛大でないと世界の発展に後れを取るのではなかろうか?
IMG20221023134531安曇野ちひろ「子供のしあわせ」S.jpg
早朝の安曇野は雲海のなか、まるでちひろの水彩画の世界
ちひろの祖先は安曇野というから
この地の情景に大きな影響を受けているやも。
IMG20221024061914雲海S.jpg
上高地山麓は紅葉、黄葉、緑樹まだら模様圧巻!
この景色はスマホカメラにはおさまらない。
IMG20221024071328上高地晩秋2S.jpg
安房トンネルさけ峠越え。さすがに車いない。
峠は白雪が舞う世界、穂高連峰は初冠雪(2022/10/24)。
IMG20221024071901穂高初冠雪2S.jpg
寒風吹きすさび、凍り付きそうな急坂を恐る恐る下る。
ようやく高山
千光寺の石作両面宿儺像
飛騨伝説(日本書紀にもあり)
IMG20221024082919石造・両面宿儺像(千光寺)S.jpg
高山の祭屋 豊明台 華麗!
IMG20221024102838豊明台S.jpg
陽明門のミニチュア 精巧
IMG20221024103507陽明門S.jpg
吉島家 構成がとてもいい
IMG20221024110441吉島家S.jpg
日下部家の椅子展 面白い
IMG20221024112704日下部民芸館椅子展S.jpg
二階から庭
IMG20221024112319日下部民芸館外景S.jpg
金華山、岐阜城からの眺望
IMG20221024160020岐阜城から長良川S.jpg
肝心な法要の事
途上たまたま出会った人に、これから親の四十七回忌に行くのだというと、
高山でさえ今では親の法要のしきたりがないがしろにされつつあり、
親の遺骨を川に流す輩もいるそうだ。
今は多世代同居の風習はなくなり、
子供は祖父母と触れあう機会が少なくなり、
自然にこれまでの祖先に対する気持ちが薄くなりつつある。
最近の子供世代は親の家から遠く離れたところで生活するのが一般的だが、
やはり小さいうちから、極力祖先の法事などに参加させるべきなのだろう。
そんな時代でないという声が聞こえるが!
しかし各地を巡ってみるとやはり歴史を感じさせるものに興味や親しみが湧く。
歴史に学ぶ姿勢も大切ではないのかな
田舎では父の四十七回忌だけではなく、お袋の五十回忌もまとめての法要だった。
この後は100回忌があるそうだが、あと五十年はもちそうもない[涙]
IMG20221025140219過去帳に出てくる年号SS.jpg
過去帳の一部を切り出してみると
寛永21年(1644)、将軍徳川家光の時代があった。
よく、何々家は江戸時代から何代と言われるが、
江戸時代に過去帳つくりの風習でもあったのだろうか?
いずれにしても、過去帳の運命も風前の灯火かもしれない。

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