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2022真夏の北海道黒岳や稚内 [旅行]

コロナがピークアウトしたようなので、恐る恐る花の盛りの北海道高山と北の果て目指してドライブ。怖いのはフェリーやロープウエイなど、混まなければいいが?


結論から言えば、

●高山は花盛りであったが、道北は北のはてと言っても低地ではやはり花晩期。礼文や、原生園は5-6月がいい、8月はもう秋の風情。9/10には店じまいらしい。

●コロナのせいか旅行客は少なく、いずれもすいていて安心であった。

●やはり北海道は遠く広大、自由度は落ちるが飛行機、レンタカーが便利。歳のせいか?


ルート:雨の会わぬようにスケジュール調整、結果OK.

関東ーむつー大間ー函館ー層雲峡ー黒岳ー北鎮岳ー紋別ー稚内ー礼文利尻ー札幌ー函館ー大間ー八戸?関東。


むつ

大湊は現在海上自衛隊の基地になっているが、それは明治以後の北の防人の伝統を受け継いだものらしい。


IMG20220727154158大湊防人弐番館 (中).jpg
基地は自然の地形をうまく利用。
IMG20220727161416むつ防人港 (中).jpg
いよいよ大間からフェリー。感染が怖いので4時間かかる青森函館は避け、1.5時間の大間函館とし、且いす席にしたが、お客少ない。天気よけばデッキで過ごすのが安全。IMG20220728062814大間函館フェリー (中).jpg
あっという間に函館IMG20220728081251函館遠望 (中).jpg
道内高速は道トクフリーパス7日間としたが、一般道整備されていて、トクなのかわからない。ただこのパスを使うことによりフェリーが3割引きくらいになる。
まずはニセコでサイクリング、有島武郎記念館から見る羊蹄山、蝦夷富士、マッカリヌプリが美しい。気持ちいい。
有島武郎がここに農場を開き、農民に開放したことはここで初めて知った。IMG20220728120421羊蹄山・蝦夷冨士・マッカリヌプリfrom有島記念館 (中).jpg
ニッカ余市によったが工場見学は予約制。当日券なし。
車ではウイスキーも飲めぬ[涙]
IMG20220728145832ニッカ蒸留塔 (中).jpg
札幌泊。各種施設は閉館時間なので、街をぶらつくだけ。
早朝、層雲峡に向かう。
上川町のエスポワールの鐘。
IMG20220729102352上川鐘 (中).jpg
大雪森のガーデン。花は時季外れだが、きれいだ。
IMG20220729111911大切森のガーデン (中).jpg
6月までが花季節、道内各地数十ケ所のガーデン廻りもよさそう。
旭川上野ファームなど。
IMG20220729123403大切森のガーデン (中).jpg
大雪展望台、残念ながら雲の中。景色は雄大。すべて牧草地のようだ。
IMG20220729131214大雪展望台 (中).jpg
層雲峡の滝、大函小函などサイクリング。サイクリング道路は山の崩落で不通、やむを得ず3390mのトンネルを走る。
崩落で大函は入り口だけ、小函には近寄れず。
IMG20220729152327層雲峡のトンネル3390m長い (中).jpg
大函の柱状構造。
IMG20220729155743層雲峡柱状組織 (中).jpg
層雲峡のホテルは、数百人の設備あるのに、宿泊客は5名程度[ふらふら]
温泉でゆったり。
コロナで客少なく営業停止したりして、現在人手不足なのか?
次の日は6時のロープウエイとリフトで黒岳七合目、黒岳、お鉢平、北鎮岳など。
花畑まっさかり。狐やリス。私の10分くらい前に通過した人は、ヒグマ親子と遭遇したらしい。
会えなくて残念。
IMG20220730084210お鉢平付近お花畑狐なきうさぎリス (中).jpg
お鉢平、雄大な噴火口。後日行った洞爺湖付近のかわいい噴火口とは雲泥の差。
IMG20220730084749お鉢平 (中).jpg
北鎮岳や旭岳に行くための遊歩道には雪渓が残っていた!
あきらめて帰る人も!
スニーカーの私は、若い人を探し、その人の後を震えながら登った。
しかし帰りは、誰もいず、上から見たら急斜面、肝を冷やす。
今年は7月に天候が悪く雪が残ったらしい。
IMG20220730090711お鉢平展望台北鎮岳間の雪渓スニーカーで上り下り怖い! (中).jpg
何とか北鎮岳、あとはゆったり散策。
黒岳石室や避難小屋などに泊まって散策したかったが、時間的余裕なし。
IMG20220730093842北鎮岳 (中).jpg
トリカブト綺麗。
IMG20220730122911トリカブト (中).jpg
紋別泊。クッチャロ湖、ベニヤ原生園など経て宗谷岬へ。
道内愛鳥家多い。ここオムサロ原生花園にはコゲラ?が盛んに飛び回っていた。
IMG20220731071608さえずるヒガラかな (中).jpg
クッチャロ湖、冬なら白鳥が!
IMG20220731105832クッチャロ湖サイクリング道路閉鎖 (中).jpg
花は晩期、鳥もいなくさみしい。
しかし、湖畔にはキャンピングカーで北海道の夏を過ごす渡り鳥族などがいっぱい。
北海道は設備整ったキャンピング場や無料のパークゴルフ場など多く、楽しんでいる人が多い。
IMG20220731113851ベニヤ原生花は6月 (中).jpg
太平洋は冷たく、穏やかに見えても波打ち際の潮の引きがすごい。危うく全身塩水だらけに!
IMG20220731114427太平洋穏やかに見えるが冷たく波にさらわれる (中).jpg
北のほうは街中に狐やシカが出没。
衝突したら我が軽自動車大破するので慎重運転。
IMG20220731140018街中に現れる狐、鹿も (中).jpg
宗谷岬だけは観光客で大賑わい。
IMG20220731141751宗谷丘陵の周氷河地形が素晴らしい (中).jpg
写真待ちの群。
IMG20220731142320観光客密集宗谷岬 (中).jpg
宗谷丘陵は典型的な周氷河地形、ゆったり雄大。
周氷河地形(しゅうひょうがちけい、?periglacial landforms)とは、地中の分が凍結や融解を繰り返すこと(凍結融解作用)によって形成される地形。日本では北海道稚内市宗谷岬周辺などに見られる。
IMG20220731151018宗谷丘陵周氷河地形 (中).jpg
ホタテの貝殻の白い道、ツーリング道路に迷い込んでしまった。
タイヤも窓も真っ白に!
IMG20220731151820ホタテの白い道ライダー用を走ってしまった (中).jpg
稚内泊
ここも大きなホテルなのに、この日はお客姿見えず?
次に日は満員!聞くところによれば人で不足で掃除ができない!
礼文へのフェリーは満員と聞いていたが、この日は5%くらいか?
コロナで控えているのか?
花晩期で観光客来ないのか?
IMG20220801074654礼文へのフェリー10%以下 (中).jpg
吉永小百合の北のカナリヤから利尻岳。
桃岩展望トレッキングコース歩く計画で、観光バスの途中でドロップアウトする計画。
観光バスルートからコースへのトンネルが封鎖されてしまったので、
あきらめて、利尻島に
IMG20220801120249北のカナリヤから利尻岳 (中).jpg
花は時季外れ。北だから花盛りと思ってきたのが大間違い。
IMG20220801120610北のはてと言っても低地ー花の6月に来るべき (中).jpg
利尻ではウニ(1000円)食べ、出会った中国人に馬鹿にされる。
彼はホタテなどたくさん食べ1400円と威張っていた。
IMG20220801135123千円のうに、酒があればなおよし (中).jpg
海に流れ出したような利尻の山麓。
白い恋人の箱の画になっているらしい。
6月には花がきれいらしい。ふもとから1900mの直登はきつそう!
鴛泊(おしどまり)上り口からから6時間らしい。
北海道の地名は実に面白い。
礼文の港は香深(カフカ)。利尻の沓形(くつがた)港
川を表す別べつ、ぺつがやたら多い。
当て字が多いので楽しめる。
澄海岬スカイみさき!
IMG20220801144348海に落ちこむ利尻岳 (中).jpg
セグロカモメ。
ウミネコは足とくちばしの色が違うだけ。
私には、トド、アザラシ、アシカなど見分け方初めて知った。
テレビでは利尻のトド撃ちハンターが評判らしい。
IMG20220801145532ウミネコ(カモメ科)-セグロカモメ小型版 (中).jpg
鴛泊港と利尻岳
IMG20220801170603ペシ岬から見た利尻岳と鴛泊おしどまり (中).jpg
オホーツク街道
雄大!
IMG20220802091005どこまでも続くオホーツク街道 (中).jpg
サロベツ原生園
花は晩期
IMG20220802100122サロベツパンケ湖花は晩期 (中).jpg
幌延パンケ湖展望台から、昔の泥炭堀場や利尻岳。
ここは尾瀬と同じ構造、沼に植物堆積。
IMG20220802115535幌延展望台から原野と利尻岳 (中).jpg
途中のにしん御殿
IMG20220802140735にしんごでん (中).jpg
札幌泊。
朝は北大構内散歩。
工学部のハスがきれい。
IMG20220803060836北大工学部蓮花 (中).jpg
農学部に行こうとしたが、遠くあきらめ。
IMG20220803061636北大農学部までたどり着けず (中).jpg
函館への途中、洞爺湖湖畔の薄噴火口。
黒い蝶(ミヤマカラスアゲハ)がきれい。
IMG20220803094356有珠噴火口近く黒蝶 (中).jpg
町道から噴火。
かわいい。
IMG20220803095254有ちゃん噴火口2000年ー奥の有珠山の噴火は1977年8月7日 (中).jpg
五稜郭。
昔きたときは函館奉行所はなかったが。
IMG20220803140701五稜郭ー奉行所が復元 (中).jpg
函館大間フェリー。
乗客ごくわずか。
客室で食事(現在規制なし)、寝そべる、快適。
八戸泊。
朝、昭和の初めの津波記念碑見て帰る。
付近の朝市、とてもいい。
IMG20220804054625八戸昭和8年地震海鳴りほら津波石碑 (中).jpg
岩手は集中豪雨、幸いなことに東北道側は毛雨程度。
いつもは湾岸から帰るが、山手トンネル開通したので、第三京浜経由、快適。


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