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雲南貴州旅行(5) 麗江_束河_茶馬古道 [旅行]
茶馬古道は雲南から四川を経て、チベット、ネパール、インドに至る総延長約5000km、平均海抜4000mの通商路である。ここには馬幇と呼ばれる荷駄隊によってお茶、馬、毛皮、塩などが運ばれた。
漢代には麗江などに茶馬市ができ、雲南のお茶とチベットの馬の交易がおこなわれた。
●チベットは高地牧畜地帯のため肉食、乳製品主体、ツァンバ(チベット族の麦から作った主食)で、ビタミン不足になる。お茶はビタミン補給、脂肪分解、水分補給の役を果たす。
●中国歴代王朝は常に軍隊用の馬が不足していた。
唐代にはシルクロードとなり、宋代には茶馬司(役所)ができ発展。
明代には雅安にも茶馬司ができ、清代には民間商人(馬帮)が多数出現。
第二次大戦時には抗日物資の空輸拠点となった。唐代には南詔の銀生城(現・普洱市)付近の山地で採れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した明代には普洱茶として広く知られるようになり、清代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。愛新覚羅溥儀も愛好したという。
しかし、文化大革命(1966-1977年)によってその手間のかかる製造方法が毛沢東思想にそぐわないと否定され、一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くの普洱茶が香港、台湾に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。
雲南貴州旅行(4) 麗江_麗江千古情 [旅行]
宋城丽江千古情景区
ナシ族は古い歴史を持つ知恵に優れた民族で、遠い昔に厳しい生活環境の中で輝かしいトンバ文明を作り出した。
静かで美しいルグ湖、古くからの神秘的な女性国家、夢のような人間の楽園。ここで生活を営むモソ人はナシ族の一部族。ルグ族は世界でただ一つの母系民族で、今でも「男は妻をめとらず、女は嫁に行かない」という「かよい婚」の風習がある。
麗江は茶馬古道で有名であり、麗江は馬のひずみが踏んでできたきらめきともいえる;千百年来山あり谷ありの茶馬古道では毎日荷駄隊の驚天動地な、鬼神をも泣かせるようなつらい命の楽章が演ぜられてきた。;朝廷と木府の輸送任務を帯びた荷駄隊が今日も出発した。
麗江はお茶と馬の市場で栄え、木府が麗江を統治した471年間、周辺の民族やミャンマー、ネパール、インドなど隣国と友好関係を結び、麗江は中国の西南地区の経済文化のかなめであった。西暦1382年明朝中央政府は、麗江の地方政府を皇帝に忠実にして愛国、精励して地方を治めた功績で表彰し、「木」姓を賜った。その知らせが届くと各民族と隣り合う国々はつぎつぎお祝いにやってきた。
ナシ民族は愛情の自由を貴ぶ民族で、もともとのかよい婚から「両親の言いつけで媒酌」の移行過程で、彼らは愛のために重い代償を負った。アメリカの学者ルークは言っている「歴史上その前後でナシ族の青年男女3万人が情死した」愛のために彼らはためらうことなく上品で純潔な「玉龍第三国」に走り去った。
四季が移ろい、時が移り、私たちは歴史の中からぬけだす。雪山は元のまま、古城は歌のごとし。毎年数千万の観光客が麗江に集まり、曾ての「情死」に震撼し、愛情の自由の信念を称揚して、ここに自分の楽園を探している!
雲南貴州旅行(3) 麗江_観音峡 茶馬街道関所 [旅行]
「茶馬古道」:雲南省で取れた茶をチベットの馬と交換した交易路。唐に始まり、宋明清と発展、20世紀中ごろが流通の絶頂期。観音峡は、麗江にある六つの関所の一つ--「玉龍関」の入り口。茶馬古道のうち雲南からチベットへの道、滇蔵街道の関所で、17世紀には木氏が取り仕切っていた。
この案内は中国語はわかりやすい日本語はひどい。
ひどすぎ。日本人は来ないのだろうか?
観音峡は 山水、湖、渓谷、森林などの自然の景観と 茶馬の古い町並み、ナシ族の村落、民俗、宗教風土人情などの文化が一体となった景勝地で、麗江盆地の三大難関の一つ「玉龍関所」にあり、往時茶馬古道滇蔵(雲南チベット)線の麗江を経てチベットに至る唯一の関所であり要塞であった。麗江の土司(元明清時代の少数民族の首長)木氏はここに税関と兵営を設置していた。
西暦1639年1月25日、我が国の大旅行家徐霞客が木氏の招きで麗江に来て、「盆地に川がめぐり、田畑がひろがっている・・・‘麗江の最初の鍵’」という賛美の言葉を残し、ためにここは「麗江第一景」の名がある。
ここには6カ所の観光区域がある:休憩区域、茶馬文化区域、龍潭水文化区域、渓谷区域、民俗風土展示区域、高原湖沼遊覧区域。
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中国で強権発動の環境保護に地元から悲鳴:湖の水質改善で数千軒が営業停止に
5月20日の中央電子台の財経チャンネルでは、「経済半小時(経済30分)」という番組で「大理で洱海の保護戦争が火ぶたを切った(下)」:(WEDGE記事)
財経チャンネルの内容:約2000軒の宿営業停止と浄化設備設置命令、違法旅館の取り壊し。田んぼ休耕、補償金は1反当たり年3300元、鵜飼営業停止。民家の井戸使用禁止。排水溝、排水管設置、排水処理設備整備。農民は脱農業を迫られている。かなり過激だが、後代のためということで。湖の環境保護はどこでも難しいが、ここは水の循環が非常に悪く、問題解決には思い切った対策しなければならない。