とっても簡単、中国個人旅行(2017年5月)、宿予約、新幹線、スマホ、カードなど [旅行]
中国個人旅行(2017年5月)
洛陽、開封など河南1週、上海、蘇州、杭州など江南1週合計2週間旅行。
飛行機、宿、列車などすべて自分で手配したが、2009年の成都旅行に比べ格段に快適であった。日本人には数人しか会わなかった!
外国人の多い沿海部と外人の少ない河南では旅行環境が違う。
1.ルート選定
東京鄭州の場合、成田鄭州直行便=羽田北京鄭州<羽田上海鄭州だったので、それぞれの都合に合わせ羽田北京鄭州、羽田上海鄭州のルートで鄭州合流にした。これにはいくか落とし穴があった。
2.航空券 一般論として早く予約すれば希望の便を経済的に購入できる。
サイトによって予約できる便、価格に差があり面倒なもの。しかも予約したからといって安心できない。キャンセルや時間変更があり対応に追われた。
■便のキャンセル
中国国内の新幹線の普及に伴い航空便数が少なくなっているルートあり注意。そんなルートでは直前に(乗客が少なく)キャンセルされる可能性もある。例えば北京-鄭州間はこの時期1日2便しかなく、今回も乗り換え時間3時間の便がキャンセルされ、北京で9時間待つ便を提示された。やむなく前日出発とした。
羽田北京鄭州便をお願いした2社にのうち1社からキャンセルの連絡なし!
鄭州空港から市街までのアクセスなど考慮すると、北京から新幹線のほうがいいのかも(高価だが)。
■便の時間変更
上海鄭州便も2時間遅れの時間変更があり別便に変更した。
3.ホテル
CTrip(携程)、Booking.comで28室予約し、パスポート提示で宿泊できた。
大部分の部屋は、、宿泊当日夜7時までキャンセル可能で現地払いの部屋とした。
当然前払い、キャンセル条件付きのほうが宿泊料は安く、部屋の選択範囲が広いがリスクある。
■外国人の泊まれないホテルがあるので注意。外国人は止まれなくても予約できてしまう。
■VISAなど国際クレジットカード使用可能と表示されていても河南では従業員が端末操作できないケースあり、現金予備(宿泊費の2倍の保証金)必須。
■河南ではホテル従業員がビザなし渡航を知らないかったため手続に時間かかった。従業員教育不足。
境外人員臨時宿泊登記単:国外から入国するたびに入国後24時間以内に届け出をする必要がある。ホテル宿泊の場合は、原則としてホテルが登録手続きを代行。多分日本人宿泊客が少ないのだろう。
4.新幹線
チケットは原則として中国国内で購入。外国人専用窓口はどこでもすいている。
ただし予約状況みていて満席になりそうならCTrip/携程などで予約したほうがいい。予約したチケットは、中国国内の駅又は代销点で購入するか、中国国内の宅配で受領。駅以外は手数料必要。パスポートのコピーがあれば他人の分も購入可能。
乗車方法 込み合う駅では最悪発車2時間前くらいから、外人窓口なら最短30分発車前に駅で切符購入など手続き可能。
①切符を買う まずCTrip/携程などで空席を確認。售票口に並んで、パスポートを出して買う。外国人は自動販売機では買えない。外国人窓口がすいている。
②駅前広場にある駅入り口(进站口)に並び、キップと本人パスポートチェック(コピーはだめ)
③安全検査 内陸部は厳しい。飲み物取り上げられた人も。
④広大な待合室(候车室)で待つ。列車出発時刻15分前くらいにプラットフォームへの扉が開く。
この扉は発車2分前には閉まる。ぎりぎり乗車はできない。
■中国の新幹線は、日本と同じく従来線並行で純粋な新幹線駅は普通在来線駅から離れている。それなのに在来線の駅からも(本数は少ないが)新幹線に乗れる場合もある。例えば杭州東駅は新幹線専用、在来線杭州駅からも1時間に2,3本新幹線あり。
5.地下鉄
乗車方法 下記①,②逆の場合も。鄭州で1時間かかったと言う報告も。蘇州、杭州などでは5分。
①安全検査 内陸部は飛行機より厳しいところも。化粧水取り上げられた人も。
②切符を買う 現金使用できる自動販売機に並んで買う。中国人も手間取る。
㋐行き先の路線を選ぶ
㋑降りる駅を選らぶ
㋒枚数を選ぶ
㋓お金をいれて(5,10元紙幣、1、0.5元コイン)、乗車カード入手。最低2元、浦東から人民広場7元、安い。
紙幣は認識率低い。事前にコイン準備したほうがいい。
③出てきたカードをかざしてプラットホームへ
中国では公共交通機関は非常に安い。バスは空調付きで全域2元など。地方政府はよく頑張っている。ナビで探せば安くてとても便利、今回もよく利用した。
6.外貨両替
NET上では外貨両替できると書いてあっても、実際はやってないホテルがある。鄭州、洛陽などでは中国銀行の窓口でしか両替できず、しかも両替に30分も。上海では中国商工銀行でもでき、10分くらいで。
7.スマホ事情 ASUS PhonePad6という数年前の機種持参
中国は日本以上のスマホ大国、どこの地下鉄でもの乗客の90%くらいがスマホ使用しており通信条件に問題はない。
■事前に中国のアプリを大量にDL、役立ったのはWeChat、高徳地図、百度、中文など。WeChatは電話代わり。高徳地図には普通のナビ、キップ購入、迷い後になった時のバスさがしなどとてもお世話になった。どこの町の細かいバスも詳しくとても便利。これら無ければ旅行できない。
■中国では香港Unicomの7日シム(150香港円)、切れた後はChinaUnicomで10日追加手続き(100香港円)。日本国内と同じ環境が実現しとても快適。
■すべてのホテルでWiFi使用可能(当然Google関係,LINEなど使えないが)だったが、河南地区は不安定だった。
■スマホ支払
Alipay、WeChat支払いが普及。中国の銀行口座があって紐付けすれば使える。
NETでの買い物、交通機関のチケット購入、大きな店から小さな小吃店での買い物、自転車を借りるのも。自転車はWeChatなら最初2時間無料、以後1時間毎1元。私は補償金200元、1日40元。
次回行くときはWeChatPayを友人から分けてもらうつもり。
8.入場料の老人優遇 日本人もパスポート提示で無料入場できるところも。
中国各地の景勝地イベント会場では、年齢70歳以上の老人は入場料免除。しかし河南ではほとんど中国人限定、清明白河園だけは外国人も無料(保険金1元)。蘇州、紹興、寧波では外国人も免除、杭州は中国人限定。地方政府の方針によるのだろう。
年寄りにはありがたいことです。