雲南貴州旅行(2) 大理(つづき) [旅行]
2017/9/19
大理で。蒼山へののぼり口散歩後、白族古鎮喜州、海舌。三塔。
高速バスで麗江へ帰る(16-21)。
湖の西岸を北上すると喜州。 ながめは東岸走る列車からのほうがいい。時間あれば湖をゆっくり一周がいいだろう。見どころ多い。
早朝蒼山への登山道を歩いてみる。6時でものぼる人影アリ。毛雨に虹がかかる。
登山口に地図が。泊まった宿(古城の西門近く)から登山口まで30分強。
この登山道は、山すその白族の古城方面への通勤路。現地人にあいさつしても半分は通じない。
いよいよ喜州へ。
入口に案内所アリ、しかも日本に来たことある人がいて、たどたどしい日本語で説明。
街中はきれいに整備されて建物もよく保存されている。
ここは唐時代からの茶馬商業貿易拠点。厳家博物館(豪商の館)を見る。これは入口。観光客多し。
博物館内部は3階建ての豪勢な三方一照壁という、西が壁、北に客室、東は寝室など、南は..伝統的な建物。
三方一照壁。写真ではわかりにくい。
三方一照壁。西壁には福の字。
ここの展示は非常にわかりやすい。
町並み。ここでも染物。
これは状元を出した民家。これが典型的な白族の家だそうです。住人は現在14代だそうです。
健康器具も。ろうけつも。
次には湖に突き出した砂町の海舌(半島)。博物館にあった写真。民家の密集地区と、水稲田、多分魚の養殖池。
ここまではバイクの三輪車。道悪くすれ違いも難渋。湖だから天橋立のようにはいかないのはわかるがが、それにしてもきれいとは言えない。中国の若者は写真を撮るのに夢中。自撮りがお好き。
湖には鳥もいるが。もともとこの辺りは鵜飼あり。
砂町の家と住人。
周辺は水田だが、意外にも広大な休耕田(雑草だらけ)がある。農作業は多分親戚など動員して多人数の共同作業。
このバスの中で知り合った現地学生さんの話。放置田んぼについて聞くと、
習近平氏の号令のもと、湖の環境保護が進んでいる。大理政府は湖周りの田んぼの休耕、旅館の営業停止、鵜飼の中止、井戸の閉鎖など強権発揮。現地人は困り果てている。
日本に帰ってから見てみると、この湖は周辺からの栄養分の多い排水の流入で青さが大量発生し死の海寸前になっていることが分かった。こんな記事が:
中国で強権発動の環境保護に地元から悲鳴:湖の水質改善で数千軒が営業停止に
5月20日の中央電子台の財経チャンネルでは、「経済半小時(経済30分)」という番組で「大理で洱海の保護戦争が火ぶたを切った(下)」:(WEDGE記事)
財経チャンネルの内容:約2000軒の宿営業停止と浄化設備設置命令、違法旅館の取り壊し。田んぼ休耕、補償金は1反当たり年3300元、鵜飼営業停止。民家の井戸使用禁止。排水溝、排水管設置、排水処理設備整備。農民は脱農業を迫られている。かなり過激だが、後代のためということで。湖の環境保護はどこでも難しいが、ここは水の循環が非常に悪く、問題解決には思い切った対策しなければならない。
その時は学生さんの説明になるほどと思った程度。学生さんと古城で待っていたそのご両親に見送られ崇聖寺三塔へ。この辺りの人もとても親切。
後は高速バスで麗江へ。
途中も水田、たばこ畑など、豊かな土地柄と思えた。バスの中から。列車は38元で眺望良かったが、高速バスは高く、時間かかりコスパ悪し。
麗江で遅い夕飯。
この辺りの食べ物は口に合う。満足。
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